
志望校を決める
2017.11.10 Fri by 個別指導塾maru
さて、近隣中学では今週は中3生の一足早い後期中間テストが行われました。(中1、2年は12月初旬)
この結果も含めて受験に向けた内申点がほぼほぼ確定されるわけです。
当塾生も内申アップのラストチャンスに向けて頑張っていました。
来週にはテスト結果が出揃うと思いますのでこちらもドキドキものです。
さて、そんな中3もこれからは入試対策に本腰を入れていくわけですが、それに伴い志望校をいよいよ絞り込んでいかなければなりません。
公立第一志望の生徒であれば、考えていた候補の中から現実味を帯びた決断をする時期であり、その中の多くは併願校としての私立高も学校と相談しながら決めていくことになるでしょう。
中学生にとって高校の志望校選びは大きな選択の一つであり難しいことかもしれません。
自分の考えだけでなく、家族や先生とも相談する必要もありますね。
しかし、最終的には通う生徒本人がしっかりと情報収集をし、自らの納得の上で目標を決断してほしいと思います。
もちろん学校の成績はそこに大きく左右し、それによってある程度、現実的な選択の幅が限られてくるのは紛れもない事実ですが各々の選択肢の中で、一度きりしかない「高校選び」にそれぞれ真剣に向き合って、そしてせっかくだから楽しんでみてはどうでしょう。
「なんとなく近いから」
「自分の成績でなんかイケそうだから」
「親に言われたから」
・・・
いろんな背景がある中での高校選びなのでそれが一概に「良くない」とは言いませんが、それだけになってしまっては何だかもったいないかな、と。
これだけたくさんの学校があり、情報を手にする機会があり、そして何より人生の大きな選択を自分で決断できる権利があるわけですので、生徒自身にはぜひ、積極的な姿勢でもって「志望校選びの時点」から楽しんでほしいなと思います。
公立でも学校によって立地や環境が違えば校風も異なります。
神奈川県で言えば、今は学区制度はほとんどの学校でなくなったので(結構前からですが)選択の自由度は以前に比べて高くなりました。
私立であれば、それぞれ独自の「教育理念」と「建学の精神」があるのが最大の特徴です。
自分自身あるいはお子様の個性に合った学校選びができますね。
いずれにしろ、
こんな校舎で、こんな先生がいて、こんな制服でこんな感じの生徒が通ってて、こんな部活があって、こんな学食があって、こんな学園祭をやってて、こんな卒業生がいて・・・などを幅広く知ることは楽しいと思います。
もし、気になった学校が出てきたら是非足を運んで実際の雰囲気を感じて、そして自分が通う姿、生活をイメージ(妄想)してみてください。
それが目標へ向かうための勉強の励みになります。
というわけで、
「せっかくだから楽しもうよ、高校選び!」です。
中1だろうが中2だろうが別に関係ありません。
興味を持ったら行動してみましょう。
中3からはよりリアルに。
専門誌でも、先輩からでも、今の時代はネットでも簡単に調べることもでき、いろいろと情報源はあると思います。
もちろん我々のような塾もその情報源の一つです。
とはいえ、中学生は目の前のことに何かと日々忙しいのも事実。
大人がいくら「あっという間だから」とか言っても、2~3年後なんて果てしなき先の未来に感じている彼らにとって「高校のことも考えろ!」と言われてもピンと来ないのは当然といえば当然かもしれません。
中1~中3、それぞれの時期の生徒に対して、適したタイミングと言葉で、
「高校ってさ・・・」
なんて話もしてあげることも塾としての大事な役割だと考えています。
授業の合間、授業が終わっての帰り際、自習に来た時、時には時間をとってじっくり腰を据えて面談をするなど、折に触れ、他愛もない話から真剣なアドバイスまで、少しでも視野を広げるきっかけになるような話が出来ればと思います。
志望校などについてお悩みの生徒、保護者さま、
堅苦しい「進路相談」じゃなくても「この高校についてちょっと知りたいわ」といった質問でも、いつでもウェルカム(塾生に限らず)ですので一緒に楽しみましょう!
そこからの受験指導も含めて自信を持って取り組んでおります。
「行きたい高校(候補でも)は決まったけど、自分の成績が全然追いついてないっっ!」ということにならないように、生徒のみなさんはまず普段からお勉強を頑張りましょうね。
個別指導塾maru