実技科目も大事ですよ!

2017.11.19 Sun by 個別指導塾maru

村岡中、藤ヶ岡中の中3後期中間試験が終わりました。

既に結果も返ってきており、生徒それぞれ受験に向けた内申の着地点もほぼ固まったといえます。

後は入試本番に向け突き進むのみなんですが、今回のテスト対策中での「とある出来事」をひとつご紹介。

 

試験直前の日曜日。

朝から晩まで塾で「缶詰め」になっていたTくん。

黙々と頑張っていたのですがふと気になったので声をかけました。

 

「明日美術もあるけど(テスト勉強)やってる??」

「・・・いや・・・」

「やってないの!?全然??」

「・・・何やっていいかわかんないっす・・・・」

「マジっ!明日の国も社も大事だけど美術も頑張らにゃあっ!!」

 

というわけで、急いで範囲表を確認しながら資料集やプリントの然るべきところにマーカーを引き、

「この印をつけたところだけに集中して覚えなさい、テストでは○○のような形で問題になることが多いから△△と□□をしっかり結び付けられるように云々かんぬん・・・」

といった感じで指示を出しました。

 

結果は美術50点満点中40点超え。

あのペースで勉強してたら下手すれば「美術ノー勉」で臨みかねなかったのでとりあえず胸をなでおろしました。

 

現状当塾では、音楽・美術・保健体育・技術家庭のいわゆる「実技4科目」については通常コースの科目として対応はしていませんが、各科目の単元内容はある程度把握しております。

「いつどの時期に何を学習するのか」

「筆記試験でよく出されるパターンは」

など、出来る限りの範囲でアドバイスすることは出来ますし、資料や教材も揃えております。

 

 

正直、やれる子は自分で問題なくやるのですが今回のケースのように、

「何をやったら良いのかわからない(のでやれない)」

 

あるいは、

「たいして重要ではないと思っている(のでやらない)」

「主要5科目に集中しすぎる(のでやれない、やらない)」

 

といった生徒が意外と多いのも事実です。

そのあたりに対してもサポートの必要性を近年ヒシヒシと感じています。

 

受験に向け、9科目トータルで内申点UPを目指すには「実技科目の筆記試験は大きな意味」を持ちます!

案外このことに関してシンプルに気づいていなかったり、ないがしろにしている生徒、あるいは親御さんは少なくありません。

 

「おれ、実技テストに自信あるから(筆記は)どうでもいいっしょっ」

はもったいないですね。

どうせだったら筆記も頑張っちゃえ、ってな感じです。

 

「ボク、不器用だから絵も工作もちょっと・・・」

であればなおさら筆記と提出物などでカバーしましょう!

真剣な取り組みが評価に繋がります。

 

学校の先生もものすごく専門的なことや意地悪なことを問題にするつもりはありません。

基本的なことをきっちり押さえておけば大丈夫。

授業で扱ったプリントや教科書に忠実にテスト対策をすれば必ず良い結果に繋がります。

 

そして何よりオモシロイですよ!家庭科とか美術とかの教科書って!(大人になったから思うのかもしれませんが)

 

そんなこんなで、主要5科目だけでなく実技科目も全力で取り組みましょう!というお話でした。

 

塾生にはぜひ、積極的に自習に来たりテスト対策勉強会に参加したりして、勉強に関する様々なことを質問できる機会を有効に活用してほしいと思います。

 

 

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