中2数学92点→100点のワケ

2017.09.25 Mon by 個別指導塾maru

出ました!100点満点!!

 

中2(女)数学

92点(前期中間)→100点(前期期末)【8点UP】

 

Sさん(中2)のケース。

 

開校当初から通って頂いているSさん。

入塾以前の中1成績も素晴らしいもので、基本的にはどの科目も学習内容の大半は自力で理解する力を持っています。テスト前もやるべき事を自ら計画し、実行することのできる生徒さんです。

 

受講している数学の前回テストも9割越えですので良い結果だったといえます。

 

ですが、まだ上を目指せる余地があり、本人にその能力も意欲もあるわけですので、「常に高い目標を維持しつつ、それに向けた的確な指導をすること」が塾としての役割です。

 

また、だんだんと学習内容も濃くなり難しくなってくるわけですから、これまでと同じペース、同じやり方で同じような結果を出せるとは限りません。

 

こうした生徒には個別指導の中で受験や内申点の話をしたり、今後の事も踏まえた危機感や緊張感を持たせることも重要な要素です。

 

 

今回の期末テストに向けての彼女への対策として重視したこと。

92点をいかに100点に持っていくかは、前回の反省を忘れないこと、出来る限り多くの問題パターンを自分のモノにしてもらうことでした。

 

テスト範囲の中心は連立方程式と一次関数。

一次関数は導入部分のみで「一次関数とはどういうことか」と「様々な数量をyをxの式で表し、それが一次関数といえるのか否か」の問題パターンを徹底しました。

 

テスト範囲が出るまでに塾の授業では一次関数の半分くらいの単元は既習でしたので、範囲が確定してからはその部分に絞り反復して復習をこなしました。

 

メインは連立方程式、中でも活用問題です。

基本的な個数や金額に関する文章題は問題なくクリアしていたので、速さや割合についての問題演習を数多くこなしました。

 

ややひねった問題だと授業の中でも解けない問題もありましたが、ヒントや解説を得ることで自分の中でパターンのひとつひとつを消化し、テストに備えることが出来ました。

 

前回テストの8点の失点要因はほぼ計算問題の単純ミスと時間配分ミスでしたので、彼女にとっては分かりきっている連立方程式の計算も、油断をしないよう宿題などでしっかりやってもらいました。(計算ひとつに時間がかかるのでイヤそうな顔してましたが笑)

 

その成果か、前回ミスした「分数が解となる計算」もきっちり得点してきてくれました。

 

まあとはいえ、先にも述べたように基本的に自分で何かとできる生徒さんですので、あまりガミガミ言わず彼女にとって必要なポイントだけを押さえた指導スタンスです。

自分のペースを乱したくない性分もあるので、そのあたりは親御様ともご相談したりしてバランスを見ながら。

 

「このあたりの問題が出そうなんですけど、解説読んでもいまいち分からなかったので教えてください」とか「用語に関する問題がやや不安です」とかをテスト直前に持ってくるあたりはさすがでしたね。

 

ひとしきりテスト勉強をこなした生徒の発言ですし、その時点での自己分析と必要なことが明確に自覚できていました。今回のテスト問題には直結しない問題でしたが、最後の最後までこうした姿勢を持ち続けることが大事ですね。

 

今回の100点は「Sさんのポテンシャルと努力+塾での学習」がうまくかみ合った結果かなと思います。

 

とにかく「満点」はお見事!!

よく頑張りましたね、Sさん。

今後もこれをキープすることを目標に一緒に頑張っていきましょう!!

 

 

個別指導塾maru

 

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