中2の後期の成績は「内申点」に!!

2018.11.18 Sun by 個別指導塾maru

近隣中学校では中3の後期中間試験が終了しました。

これで生徒一人一人の、高校受験へ向けた「内申点」が確定することになります。

 

私立の専願推薦など以外、多くの中3生は「第一志望に公立高校+併願としての私立高校」という受験パターンです。

これから中3生は自分の内申点を基準に受験する高校を絞り込み、最終決断をしなければなりません。

2019年度の公立高校募集期間は2019年1月28日~30日、学力検査(入試)本番は2019年2月14日ですから、公立を目指す中3はあとおよそ3か月間の中でしっかりと自分自身と向き合い、考え、そして行動に移してほしいものです。

さて、神奈川の公立高校は現在、「調査書(内申点)」、「学力検査(入試)」、「面接」の3つの観点により選考が行われていると言えます。

 

それぞれの観点が重視される比率は各高校によって違いがありますが最も多いのは、

4(調査書):4(学力検査):2(面接)

 

いわゆる進学校になると、

3(調査書):5(学力検査):2(面接)

 

の傾向が強くなります。

 

いずれにしても、公立を目指す中3受験生においては3つのうちの1つの数値(内申点)はほぼ決まってしまったわけです。

もう変えることはできません。

 

「今回のテストが内申を上げるためのラストチャンス!」

本人たちもそのことはもちろん重々分かっていましたから(こちらも散々言い続けてきましたし)、それはもう頑張ったことと思います。その努力は実際多くの生徒が成果に表れていました。

 

あとはもう当日の試験と面接に向けて必死になって対策&準備をしていくだけです。

前述したようにこの3か月間を悔いのないよう過ごしていきましょう!

 

 

と、中3生に向けてはひとまず以上で、今回のメインは中2(もしくは中1)の生徒たちに対してなんです。

ようやくタイトルに追いつきました(笑)

 

タイトル通り、中2の後期成績は「内申点」として点数化されます。

それと中3の後期中間後に確定する成績を併せたものが評定資料となります。

 

中2後期 5段階×9教科=45点満点

中3後期中間後 5段階×9教科×2=90点満点

 

合計135点満点で自分がいくつになるのか、というのが一般的な内申点の見方になるのです。

 

そうすると当たり前ですが、

「受験って中3からでしょ!?じゃあ中3になってから頑張ればいいよねっ!」

とか、

「美術とか音楽とかの実技科目の成績って受験にカンケ―ないっしょ!」

という認識が大間違いであることは一目瞭然ですね。

 

高校受験というものは、中1、中2からの総合的な取り組みが超大事!!ということです。

 

中2生もすぐに後期中間テストを控えていますから、この時期での意識と取り組み方が今後に大きく影響することは言うまでもありません。

今後の定期テスト、日頃の小テストや提出課題など、すべてにおいて緊張感を持って取り組むことが、自分の選択肢を広げるための第一歩となるのです。

中2前期成績が芳しくなかった生徒は挽回を、調子よくきている生徒も更なる飛躍を目指さなければいけません。

後期中間で中3は頑張りました、と先程言いましたが、厳しい言い方をすればハッキリ言って「そんなもんあたりまえ」なんです。

この時期で頑張らないでどーすんのっ!てな話です。

それまではまだフワフワしてた生徒もさすがにやりだすのが中3後期中間です。

でも、そこで良い点をとっても、

「あと一歩及ばず!」

とか、

「時すでに遅し!」

みたいなことは多々あるわけです。

大体、受験後に中3生と話すと出てくるのが、

「もっと早くから頑張っときゃよかったーーーっ!!」

です。

毎年必ず。

この言葉をいかにして中1や中2に響かせられるのかが永遠のテーマなわけですが。。

 

中2の塾生では、今度の12月に行われる模試に申し込んだりなど、ちらほらと受験に向けての意識が高まってきている様子はうかがえますが、それでもまだまだ「受験とか志望校とかよくわからんちん」という中2生の方が多いと思います。

 

今すぐ志望校を決める必要なんてもちろんないのですが、現実的に決断をしなければならない時期がやってきます。そう遠くない未来に。

もしかしたら今後、「すごく行きたい」と思える高校に出会うかもしれません。

その時に自分の足元(成績)を見たらその学校の内申基準(あくまでも目安)に「全然足りていなかった」なんてことのないようにしたいですね。

 

受験に向けて特に中2生のいま時期がすごく大切、高校受験というのは中3だけのものではないよ、というお話でした。

 

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