
中1からの塾選びはどうする??
2018.05.27 Sun by 個別指導塾maru
「いつから塾に通うべきか?」
小中学生のお子さんを持つ保護者さまにとっては悩ましい問題のひとつだと思います。
ですが、この問題に対して当然ながら「コレ!」という正解はありません。
お子さまの学力や目標、学習に対する意欲や習慣、環境、生活の中で塾通いに割ける時間などは様々だからです。
たとえば、難関中学と言われる学校を受験するならば早めの対策に着手するに越したことはないかもしれませんし、日ごろから自分なりの学習習慣がきちんと身について学校のテストなどでもしっかりと成果を出せているのならば、そもそも塾通いすら必要ないのかもしれません。
ただ、そこも「現状での学力」と「その先にある目標」との距離感によって検討の余地が出てくるのでやはり一概には言えず、「~かもしれません」という表現になります。
もっと言えば、本人や親御さんの「勉強」や「進学」に対しての考え方や価値観の話にまで及んでしまうので、「塾は〇〇歳から」とかいう議論は掘り下げれば掘り下げるほど、もうハッキリ言ってキリがないのです(笑)
ということで今回は大枠のテーマを絞りに絞り、
「今中1なんだけど塾に通おっかなー、まだ早いのかなー、どうしよっかなー?」
といった感じで塾通いがなんとなく頭の片隅に気になっている「中1の生徒もしくは保護者様」だけに向けて、
「もしかしたらこういう風にしたらいいかもしれませんよー」
といった感じのアドバイス程度のお話だと思ってください。
さて、村岡中、藤ヶ岡中ともに体育祭も終わり、6月中旬~下旬にかけてはいよいよ前期中間テストがやってきます!
中1のみなさんにとっては「人生初の定期テスト」ということになりますね。
今現在中1で、この時期に塾を検討されているようであれば、このテスト前のタイミングで体験授業に参加されてみてはいかがでしょうか。
集団、個別問わず大体の学習塾ではお試し授業ができると思います。
それぞれの塾での指導スタイルはあると思いますが、テスト勉強の計画の立て方や取り組み方を教えてくれたり、テストに出やすい部分や苦手箇所をスポットで指導してくれたりします。
入塾を検討するにはひとつの良いタイミングといえます。
もしくは、この前期中間テストの結果を見て、お子様とじっくり話し合いの機会を持ち検討するのも一つの方法です。
ある程度自分の力でテスト勉強に取り組むことができ成果も出せたのであれば、焦った塾探しをする必要はないかもしれませんが、
「思うような結果が出せなかった」
「そもそもテスト勉強って何すればよいのか分からなった」
ということであれば、テスト後に気になる塾を訪ね相談してみると良いと思います。
中1前期中間テストは最初のテストですから範囲もさほど広くなく、内容も学校の授業に沿ったごくごく基本的な問題が出題されます。
そこで「思うような結果ではなかった」となるとやや黄色信号です。
特に積み重ねが重要な英語と数学に関しては早めのケアが大切ですね。
基本となる部分で「分からなかった、出来なかった」箇所は放置せず、復習をして理解しながら進めていかなければその後の学習においてもつまづいてしまいます。
前期中間テストで「やってしまった―」という生徒は、夏休みが明けてすぐの9月前期期末テストで挽回することが必須ですが、それを塾と二人三脚でやるのか、自力のみで取り組むのかはちょっと真剣に考えなければいけないと思います。
いずれにしろお子様が「塾に行ってみたい」と前向きな姿勢を見せ始めたら、資料を取り寄せたり、面談・体験を申し込んでみたりと動き出してみることはお勧めします。
ただその時に「友達に誘われたから」とか「知り合いが行っているから」だけのなんとなくの理由だけではないかは確認しましょう。
「こういうところが苦手」とか「ここが分からない」、「自分でも努力をしてみたけどやっぱり難しい」とか、しっかりと自己分析をさせたうえで「なぜ塾に通うのか?」をあらためて本人の気持ちを聞いてみてください。
もちろん「塾探し」が本人からではなく親御さん主導の場合もあります。
この場合の動き出しのタイミングがいつなのか、というのが難しいところだと思いますが、一つのリミットの目安は前期の通知表でしょうか。
端的に言えば、通知表で「2」もしくは「1」がついたのならまずはお子様に「塾行ってみる?」と声掛けしてみてはどうでしょう。
特に英数です。理由は先に述べたとおりです。
今回は詳しい話は置いておきますが、県内の公立高校を志望であればこの状態からのケアは非常に重要で、早いに越したことはありません。
(高校入試の詳しい情報などご希望の場合はお気軽にお問合せくださいね)
まとめると、
「中1からの塾探しは、6月のテストの前か後がナイスタイミング、前期の通知表で「2」か「1」がついた(特に英数)のならお子様の手を引っ張ってでも塾へGO!(笑)」
ってところですかね。
まずまずのテスト結果、成績でも少しでも不安があるようであれば、英語か数学だけでも週1回から始めてみるといいと思います。
塾側としても、早い段階から通ってもらうことで生徒の性格や特徴、成長度を把握できるので、それを踏まえて授業内容や宿題の質、量を考慮することができます。
高校受験に向けて長いスパンで関係を築けることは双方にとってメリットが大きいことです。
良きタイミングでお子様に合った最善の塾選びをしてほしいと思います。
個別指導塾maru